タープ下の重要性(夏編)

柴わんこ

2020年05月26日 09:48

全国の緊急事態宣言が解除され、来月辺りから動き出すキャンパーも増えそうな雰囲気

東北はまだ閉鎖されているキャンプ場も有り、本格始動とはならないが

動き出したキャンパーさんの中で、新幕や新タープで色々悩んでいるようなので

参考になれば、幸いである






タープを張る本来の目的は、日差しや風雨を防ぐ事だが

今回は、タープの影についてみてみよう

これは夏と冬では対象的な物になる。

こちら東北では30度を超えるなんて日は、夏でも数える程だったが

このところの気候変動で、30度超える日もだいぶ増えてきた。

そんな中のフィールドは、日陰がないと熱中症になりキャンプどころではない、なんて話も良く耳にする



上記写真はたまたま撮った写真だが、DOD ロクロクベース(ポリ)と

テンマク ヘキサコットン(コットン)を連結した時の写真

注目して欲しいのは、タープ後ろの濃さと地面の陰の濃さ

この写真の季節は、7月下旬。気温は30℃近かった

この時は、1才になる赤ちゃんも居て、それなり気を使って準備していた

ロクロク下は、日陰が出来るものの熱までは防げずジリジリと暑かった

対して、ヘキサコットン下は涼しく赤ちゃんも快適なようだった。




こちらは、タトンカ 

ポリベースのTC、生地が薄くこれは夏だと厳しいそう。





同じくTC素材の DOD チーズタープ 

こちらは、生地に厚みがあり遮光性も高いが、コットン程ではない






まだ、夏での検証はしていないが、outdoorbese ハピタープ

ポリタープに銀シールドの物。

使用したのが1月だったこともあるが、暗すぎて寒いくらいだった。




写真は無いが、暑さからポリタープ2重というか、2段張りをした事がある。

ポリタープのヘキサの上にレクタを張った事があった。

空気層がある為、熱の伝わりはかなり軽減されたが、

設営が面倒。ポール、ペグ共に本数使うし、ガイロープだらけになるので

お勧めは出来ない。



タープの陰の濃さで言えば、シールド加工しているポリ、コットン、TC、ポリとなるが

コットン、TCは撥水やメンテを考えると…と二の足を踏む方も多いと思う


素材等で違いを出してみたが、実際のキャンプスタイルによっても選ぶ基準が変わる

例えば、日中は観光やアクティビティ等で、ほぼサイトには居ないというスタイルなら

ポリタープの方が良いし、サイトでまったりしたいというなら、

日陰は大きく、影も濃い大型のコットンやシールドタイプになるだろう。










最後になるが、真夏はのフィールドはかなり酷使な環境になる。

出来るなら、林間や避暑地を選択しつつ、日陰を作るという選択を選びたい。

日陰の有無や外気温の高さは、命に関わる事だから





冬のタープ選びについては、また冬近くになったら掲載しようと思う







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