全国の緊急事態宣言が解除され、来月辺りから動き出すキャンパーも増えそうな雰囲気
東北はまだ閉鎖されているキャンプ場も有り、本格始動とはならないが
動き出したキャンパーさんの中で、新幕や新タープで色々悩んでいるようなので
参考になれば、幸いである
タープを張る本来の目的は、日差しや風雨を防ぐ事だが
今回は、タープの影についてみてみよう
これは夏と冬では対象的な物になる。
こちら東北では30度を超えるなんて日は、夏でも数える程だったが
このところの気候変動で、30度超える日もだいぶ増えてきた。
そんな中のフィールドは、日陰がないと熱中症になりキャンプどころではない、なんて話も良く耳にする
上記写真はたまたま撮った写真だが、DOD ロクロクベース(ポリ)と
テンマク ヘキサコットン(コットン)を連結した時の写真
注目して欲しいのは、タープ後ろの濃さと地面の陰の濃さ
この写真の季節は、7月下旬。気温は30℃近かった
この時は、1才になる赤ちゃんも居て、それなり気を使って準備していた
ロクロク下は、日陰が出来るものの熱までは防げずジリジリと暑かった
対して、ヘキサコットン下は涼しく赤ちゃんも快適なようだった。
こちらは、タトンカ
ポリベースのTC、生地が薄くこれは夏だと厳しいそう。
同じくTC素材の DOD チーズタープ
こちらは、生地に厚みがあり遮光性も高いが、コットン程ではない
まだ、夏での検証はしていないが、outdoorbese ハピタープ
ポリタープに銀シールドの物。
使用したのが1月だったこともあるが、暗すぎて寒いくらいだった。
写真は無いが、暑さからポリタープ2重というか、2段張りをした事がある。
ポリタープのヘキサの上にレクタを張った事があった。
空気層がある為、熱の伝わりはかなり軽減されたが、
設営が面倒。ポール、ペグ共に本数使うし、ガイロープだらけになるので
お勧めは出来ない。
タープの陰の濃さで言えば、シールド加工しているポリ、コットン、TC、ポリとなるが
コットン、TCは撥水やメンテを考えると…と二の足を踏む方も多いと思う
素材等で違いを出してみたが、実際のキャンプスタイルによっても選ぶ基準が変わる
例えば、日中は観光やアクティビティ等で、ほぼサイトには居ないというスタイルなら
ポリタープの方が良いし、サイトでまったりしたいというなら、
日陰は大きく、影も濃い大型のコットンやシールドタイプになるだろう。
最後になるが、真夏はのフィールドはかなり酷使な環境になる。
出来るなら、林間や避暑地を選択しつつ、日陰を作るという選択を選びたい。
日陰の有無や外気温の高さは、命に関わる事だから
冬のタープ選びについては、また冬近くになったら掲載しようと思う