久々に体感したマイナス11度

柴わんこ

2021年01月09日 12:45

今シーズン何度目かの寒波だったが、今回の寒波はなかなか強烈だった。

積雪量は、日本海側に比べたら大した事はなかったが、放射冷却も加わり

今朝通勤途中の車外気温度計は、-11.5度。







因みに、仙台中心部から車で約20分位の場所である。

昨晩8時の段階で、-6度近く下がっていた。

おかげで、ボイラーのドレン排水管が凍り給湯器からお湯が出なくなるというトラブル。

解氷してリセット掛けて事なきは得たが、これだけ冷えると

管破裂するだろうなと思った。









ここまで寒い中のキャンプは、過去に何度かあるが

今朝起きた事も踏まえ、-5度を超えるとこういうことが起きるという事を話しておきたい。





今回は、大きく3点。










まず、朝目覚めてシュラフから出て、暖を取る為にストーブを点けようとする際、

ライターが点かない。または、ガストーチが点かない。



冬用のイソブタンのガスであれば問題ないが、普段使いの物では

ガスが気化しない。特にライター系に冬用を使う人は中々居ないと

思うので、ここはマッチやオイルライター等を準備しておくとよい。








これは、調理する場合も同じ事が言えるが、外気温が下がり過ぎると

中途半端な物では、火力がみるみる下がって行く。

外気温が下がり過ぎるような場合は、ガス系よりは石油や焚火等の

気温にあまり左右されない物がお勧めである。






ガストーチ使いたい人であれば、こんな極寒仕様のガスもあるので、

1つ持っていても良い。







次に、炊事場などで水が汲めれば問題ない話だが、

意外と見落としがちなのが、ジャグや食器類である。

保温機能がない物で水を入れたままだと、凍結した際膨張して割れたり

壊れたりする。

ここは、保温性のあるジャグを使いたいとこである。

因みに、去年の1月にキャンプに行った時、昼は水汲めたが

夜から朝にかけて水道が凍り、夕方から来たキャンパーが

水どうしました?と聞かれた事がある。








調理しようと思ったら水が無い‼なんてならないようにしたいものだ

因みに、自分が使っているのはリマの10L








あまり大きいと運ぶのも辛いし、積載も嵩張るのでこのサイズがちょうどよい。









そして、最後に寒い時にあると便利な物。

それは、ポータブル電源。

ただ、このポータブル電源。メーカーにより気温が氷点下になると

作動しない物がある。

また、ポタ電に限った事ではないが、今の充電系の家電は寒さにには弱い。

気温が下がれば下がる程、電圧が下がり、バッテリーの消費が激しくなる。

なので、夜ホットカーペットや電気毛布などを使う場合は、

ハードケースの空箱に入れたりファンを塞がないように、

毛布掛けて電圧が下がらないような工夫が必要である。


上記も、今まで体験してきた事なので、

夜中、電気毛布入れたのに寒いなぁ~と思ったらバッテリーが空だったとか

いざ使おうと思ったら動かないとか、このマイナス二桁なんて時に起きたら

大変な事になる。














寒さと上手く向き合えれば、それは掛けがいのない風景を見せてくれる。

風邪など引かずに、冬キャンプを楽しんでもらいたいものだ。









僕も寒いの嫌いなんだワン








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