紅葉も見頃になり、本格的な冬の便りもそろそろ聞こえてきた
そんな状況で、冬キャンプを始めたいが何をどう準備したら良いか?
どう対策すれば良いか?その辺を我が家を例に挙げてみたい。
ここでの仮定は、大型の2ルーム、もしくは4m以上のワンルームの幕とする。
単純に幕内が狭ければ、暖房する能力は小さくて済む訳だが、
小さい幕であれば対策も簡単になるので、参考になる事もあるはず。
幕内をどう暖めるか?
これを考える時、ご自宅の真冬、起き掛けの時を考えて貰いたい。
朝起きると、部屋が冷え切っている。当然窓は締まっていると思われる。
床は、ひんやり冷たい。
これを解消するために、ストーブを付ける。スリッパを履く。厚手のカーテンを付ける。
当たり前と言えば当たり前の行動になる。
これを、キャンプ、そしてテントに置き換えると
・テントで保温(断熱)出来る物を選ぶ。
これは、生地を厚い物にする事。
ポリ幕では結露した際に水滴が熱を冷やしてしまうので、
お座敷仕様(土間をブルーシート等で地面からの湿気を防ぐ)にすると
幾分良いが、幕内で煮炊きすると、その分結露が酷くなるので、要注意。
下に敷くラグも厚くすればするほど、暖かいが物量が増えるのは現実的ではない
全体に敷くというより、人が座るとこを厚くすると快適である。
例えば、丸太クッションとか、座布団等
・ストーブは、熱量があるのも大事だが、それ以前に幕内全体に
暖かい空気を循環させる事と隙間風を防ぐ事。
我が家で、一番快適な幕、ゼンパイア・ミルブック。
リビングと寝室で約11畳あるが、外が3度、幕内20度の時、
この時は、アルパカ1台にランプ系暖房のみ。
これに、マキタの扇風機と12畳のサーキュレーターを回していた。
この幕は、バスタブフロアな為、閉め切れば隙間風はほぼ無い。
もしもの為に、一酸化炭素警報器は2台設置。
・寝床下は、最重要。地面からの冷気をどう断ち切るか?
これは、ストーブの件同様幾らモンベルやナンガの暖かいシュラフを使っても
地面からの冷気を止められなければ、意味が無い。
この為、皆さん、インフレータブルやエアベッドを使っているが、
冬は、これに断熱シートを追加するとかなり違う。
20代の頃、真夏の高所キャンプしてた際、夏だからと言って
マット類を持って行かなかった事がある。
その晩は、放射冷却が進み寒くて寝るどころではなかった。
2泊だったため、近くのスーパーから厚手のダンボールをもらってきて
その場を凌いだ事がある。
これとは、別に初心者の方や女性にお勧めなのは
シングル用の電気毛布。
これに、湯たんぽもしくは豆炭あんかがあると、最強。
シュラフについてだが、薄いものしかないという方にお勧めは
ダウンケットというのがある。
フリースのブランケットより軽くコンパクトで、保温性も格段に高い。
これをシュラフの中掛けとして使うと、かなり暖かい。
・最後に、服装。
これは、簡単に着込めばいいじゃない?と思われがちだが、間違いではない
ただ、もこもこに着込めば動きづらくなるし、
体温調節も難しくなる。
じゃあ、どうすれば?といわれるがこんな時は、
インナーを替えてみてほしい。
ちょっと投資しても良いというならば、
モンベルのメリノウールやジオライン
の厚手にするだけで、かなり違う。
先日の吹上の時、嫁様はジオラインに薄手の上着で暑い‼という程だから
その性能は折り紙付き。
インナーであれば、普段使いも出来るのでぜひ試して欲しい
キャンプは、アウトドアという外遊びになる。
服装は、その時の応じて臨機応変に脱着出来るように
しておくことが快適の近道となる。
それと、冬は、体温を逃がさない為に首とつく所を保温する事が基本となる。
首、手首、足首。この3か所を抑えておけばぽかぽかである。
この他、快適に過ごすには、炬燵や薪ストーブなどあるが
まずは、寒さに耐えれる環境を作ってからでも遅くは無い。
お子さんが居る場合は、ストーブやお湯の火傷。
ペットがいる場合は、それ用のヒーターなど、様々な場合があると思いが
空気が澄んでいる冬ならではのキャンプを楽しんで貰えればと思う。
↓応援クリックしてもらえると嬉しいです(^^)/
登山・キャンプランキング
にほんブログ村